何事にも丹田

生け花では、花材の姿をそのまま生けるのではなく、
矯(た)めて(曲げたり、伸ばしたり)、姿を作っていけたりします。
無理に曲げたり、直角に曲げようとすると、枝が折れてしまう。
表面的にこねくり回しても枝を傷めるだけ。非常に難しい技です。

今日は、丹田を意識して生け花をしました。
丹田に力を込めて、
腹式呼吸で息を長く吐くようにして矯めてみました。

すると、どうでしょう!
お花がちゃんと私の言うことを聞いてくれるのです。
花と私の気持ちが通じあっている感じです。
とても気持ち良く花が生けられました。

花に感謝したい気持ちです。
「黄金ヒバよ、ありがとう。きみはとても美しいよ」

まりちゃんに、「丹田丹田」と言われて来ましたが、
合点がいきました。
まりちゃん、須田さん、ありがとうございます。

ちなみに、昨日、キャップが開けにくかったのも、腹式呼吸をした後すっと開きました。